善通寺市について
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1200年以上人々を引きつけてやまない場所
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善通寺市は、仏教界の高僧:弘法大師(空海)のご生誕地です。
真魚と呼ばれた幼少期を過ごした場所に建つのが、総本山善通寺。
四国88カ所霊場第75番札所として、伽藍と呼ばれる「東院」と誕生院と呼ばれる「西院」に分かれた広大な境内は、荘厳で清涼な空気に満ちあふれています。
白装束のお遍路さんや参拝の観光客が絶え間なく訪れ1200年以上にわたり、人々を引きつけてやまない場所です。
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古代史への夢をかきたてる場所
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古くから人が定住し文化を築いてきた善通寺市。
善通寺市内には大小400基もの古墳が遺されています。
中でも郊外に点在する「有岡古墳群」は同族の首長墓とされる古墳が集まっており、昭和59年(1984)に国の史跡に指定されました。
円墳や前方後円墳、積み石塚などバラエティに富んでおり、考古学マニアならずとも古代史への夢をかきたてる場所です。
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歴史を物語る近代遺産が市内に点在
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善通寺市は、明治政府による近代化政策を受けた富国強兵策により、明治31年(1898)旧陸軍第11師団司令部が置かれることになり、終戦まで軍都として発展していきました。
そのような歴史を物語るかのように明治の近代遺産が市内に点在しています。
旧陸軍師団司令部庁舎、赤煉瓦づくりの同旧兵器庫等の旧陸軍施設や明治22年(1889)開業のJR善通寺駅舎など今でも当時の面影を遺し、歴史を語っています。